売れるアート作品と違う芸術とは

売れるアート作品と違う芸術とは

一般的な概念での芸術とは、

音楽や絵画・彫刻などを通じて独自の表現によって信念や美学などを世に問う作品ということになりますが、商業的な匂いがする作品は芸術ではないという見方もあります。アートという表現もありますが、絵画の場合、インテリアに馴染むような見ていて心地良い作品は自然にアートと呼べますが、目をそむけたくなるような戦争の悲惨さを表現したような作品はアートというよりも「芸術」と呼んだほうがしっくり来るものがあります。

部屋に飾るにふさわしい絵画はアート作品として複製を量産した場合に商業的価値が高まりますが、心に突き刺さるようなインパクトを持った絵画ではあるものの、インテリアにそぐわない悲惨さや恐怖を表現したような作品は売り物としては今一つという見方をされます。かつてある天才が、芸術は「上手くあってはならない・きれいであってはならない・心地良くあってはならない」といったような表現で定義しましたが、商業ベースに乗せやすいアート作品との違いの基準がよくわかる言葉となっています。見る人の価値観を揺るがして心をかき乱し、その作品を鑑賞する前と鑑賞した後とでは世界が違って見えるような作品こそが、真の芸術ということになります。

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